なめらかな肌触りと快適な着心地が特徴のシルク。
しかし、繊細な生地であるがゆえに、
保存方法を間違えるとシミやカビにつながってしまうかも知れません。
本記事では、大切なシルクを末長く楽しんでいただくための、保存方法をご紹介します。
シルクを保存する前にやるべきこと
衣替えの時期など、シルク製品を保存する際に、どのような点に気をつけるべきでしょうか。
天然素材であるシルクの風合いをいつまでも楽しんでいただくために、シルクの保存方法をまとめました。
1.洗濯をする
ルルルで取り扱っているシルクは、全てご自宅の洗濯機で洗うことができます。
手順は、
1.洗濯ネットに入れる
2.液体の中性洗剤やおしゃれ着用の洗剤を使う
3.弱流水で洗う
このように洗濯をしましょう。
シルクは非常に繊細な生地ですが、
ルルルではご自宅でお手入れができるよう、シルクに染色・加工をしております。
そのため、安心して洗濯機でお洗濯をしてください。
2.乾燥させる
洗濯後は風通しのよい日陰で干します。直射日光は退色につながりますので、避けましょう。
アイロンがけが必要な場合は、必ず綿布を当て、130℃位の温度で素早くかけます。
スチームアイロンはシミの原因になる場合があるので、使用しないようにしましょう。
ブラッシングは基本的に行いません。理由はシルクが摩擦に弱いため。
しかし、毛羽立ちを軽くそろえるには、柔らかいビロードなどのご使用をおすすめします。
シルクの保存方法
洗濯し、清潔な状態になったシルクを保管する際の注意点です。
1.直射日光を避ける
シルクは動物性タンパク質の繊維。
人間の皮膚と同じように、日焼け(=黄変)する可能性があります。
そのため、直射日光が当たらない涼しい場所に保管しましょう。
室内の蛍光灯などからも、避けた方が無難です。
2.防虫剤を入れる
市販の防虫剤を、直接生地に当たらないようにおきましょう。
また、2種類以上の防虫剤を同時に入れないようにしてください。
3.通気性を保つ
シルクをよく乾燥させてからしまいます。収納場所に乾燥剤を入れると効果的。
しまった後も時々で良いので、陰干しすると良いでしょう。
もしクリーニングにシルクを出した場合、ビニール袋から取り出してから保管をしましょう。
袋に入ったままですと、通気性が悪く、シミやカビの原因になることを防ぐためです。
まとめ
うっとりするような肌触りのシルクを毎日着てほしい。
だからこそ、ルルルのシルク商品は全て洗濯機で洗えるように作っています。
末長くシルクを使っていただくために、
衣替えの際は今回ご紹介したことに注意し、シルクを保存していただければ幸いです。