ルルルで取り扱っているシルクは、ご自宅でお洗濯が可能です。
しかし、シルクはしわがつきやすい素材。
繊細なイメージが強いシルクに、アイロンをかけても良いのでしょうか?
本記事では、
・シルクにアイロンがけをして良いのか?
・アイロンがけをする際の注意点は?
・アイロンをかけずに、しわを伸ばす方法はないのか?
このようなお悩みを解決して行きますので、ぜひ最後までご覧ください。
シルクにアイロンをかけても良い?
シルクにアイロンはかけられます。温度を調整し、正しい方法で行いましょう。
シルクは蚕のまゆからとった動物由来の素材。
しわになりやすく、耐熱温度が低い素材です。
そのため、アイロンをかけて良いのか、不安になることでしょう。
これからお伝えする、アイロンがけの注意点を参考にしてくださいね。
シルクにアイロンをかける3つの注意点
シルクにアイロンをかける際の注意点は3つあります。
1.低温でかける
2.当て布をする
3.スチームを使わない
順番に見て行きましょう。
1.低温でかける
シルクにアイロンがけをする場合、110度〜130度くらいの温度設定にしましょう。
理由は、シルクのしわは低温で十分にとれるためです。
また、シルクは耐熱温度が低い素材。
高温のアイロンをシルクに当ててしまうと、縮みや変色を招いてしまいます。
そのため、低温設定でアイロンがけをしましょう。
2.当て布をする
シルクにアイロンがけする際は、当て布(綿のハンカチなど)を使いましょう。
理由は、当て布を敷くことで、熱からシルクを守るためです。
また、アイロンのかけ方は、上から2〜3秒ほど押すようにずらしていくと良いでしょう。
当て布の上をアイロンで滑らせるのではなく、軽く押し付けるイメージです。
シルクは摩擦に弱い素材。少しでも毛羽立ちなどを抑えるため、
短時間でアイロンがけを行いましょう。
3.スチームを使わない
スチームアイロンを使わずに、ドライ設定のままでアイロンがけをしましょう。
しわを伸ばすと聞くと、スチームアイロンをイメージしがち。
しかし、シルクは水と熱に弱い素材。
水を含んだ状態で熱を加えると、縮みや変色が起きる場合があります。
それを避けるために、ドライ設定がおすすめです。
同じ理由で、霧吹きでシルクに水をかけてから、ドライアイロンをするのも控えましょう。
しわがどうしてもとれない場合は、当て布に霧吹きで水をかけ、アイロンがけをすると良いですよ。
アイロンを使わずにシルクのしわを伸ばす方法
熱に弱いシルクにアイロンがけはできるだけ避けたいもの。
簡単にしわをとる方法をご紹介します。
1.霧吹きを使う
しわが気になる部分に軽く霧吹きし、手で伸ばしてから陰干しをしましょう。
シルクは速乾性に優れた素材です。
風通しの良い場所で陰干しすれば、1日程度で乾き、しわが取れるでしょう。
2.お風呂に吊るす
入浴後のお風呂に吊るし、その後陰干しする方法もあります。
蒸気が充満しているお風呂に干すことで、シルクが水分を含んでしわが伸びます。
その後、風通しの良い場所で陰干しすれば、しわが取れるでしょう。
まとめ
繊細なイメージが強いシルク。
しわは伸ばしたいけれども、アイロンがけをして良いものか、
不安になっていたかもしれません。
今回お伝えした方法で、適切にアイロンがけを行えば、心配ありません。
しわのない、美しいシルク生地になるはずですよ。